どうも、「年中キャンプおじさん」です。
キャンプのシーズンは夏といわれたのはもう昔のことですよね。
冬キャンプの流行で、キャンプは年中楽しむものに変わってきました。
しかし、キャンプは年中楽しめても、テントがそれに対応できていないキャンパーもいるようです。
これから、どのシーズンでもキャンプが楽しみたいキャンパーにおすすめなのが「シェルターテント」です。
フライシートを跳ね上げることもできますし、壁面が通気性のいいようにメッシュになっていたりと、様々な点で使い勝手のいいのが魅力です。
近年では、各アウトドアブランドから様々なデザインのものが販売され、今非常に注目されています。
そこで今回は、「おすすめのシェルターテント」と「シェルターテントが人気な理由」をご紹介していこうと思います。
「シェルターテント」とは?
「シェルターテント」は、床面(フロア)がないテントで、フライシートだけのテントとタープの中間のような状態だと思えば分かりやすいかなと思います。
「シェルターテント」が人気な理由
・オールシーズンで高い能力を発揮
「シェルターテント」の特徴として挙げられる部分として、オールシーズンで使用が可能であるとういう点です。
一般的なテントよりも数多くのベンチレーションを備えており、また通気性のいいように多くの窓を備えているものが多いので、夏場でも涼しくキャンプを行うことができます。
冬場では、シェルター内で薪ストーブや石油ストーブなどの暖房器具を使えるものも多く、室内を一気に温めることができます。
・設営のアレンジが豊富に楽しめる
「シェルターテント」は、設営のアレンジが豊富なので、様々な仕様が楽しめるというメリットがあります。
タープと組み合わせることで、居住空間をさらに広げることができますし、またポールの数を増やすことでいろいろな張り方に挑戦することもできますよ。
・レイアウトを楽しめる
シェルターは、空間を広く使えるようになっているので、自分好みのレイアウトにすることで、より快適性とおしゃれ度を上げることができます。
キャンプ場で見るおしゃれキャンパーさんのレイアウトは、いつも刺激になりますしね。
自分もこんな風にやってみたいと思ってしまいます。
シェルターテントの注意点
・強めの雨に弱いかも?
少々の雨ならシェルター内に荷物をしまえますし、側面で守れているので濡れる心配は低いと思います。
しかし、横なぶりの強い雨の場合には、フロアレスのシェルターの場合、気密性に欠けるため、隙間から雨が吹き込んで、シェルター内の地面に侵入することがありますので注意が必要です。
・種類によっては1人で設営しにくいものもある
特に大型のシェルターに多いですが、設営が一人では難しいものも存在します。
購入する時には、一人でも設営できるかどうか、サイズや構造をよく確認してからにしましょう。
高い買い物なので、買ってしまってからでは、どうしようもないですからね。
・利用する人数目安+1人くらいのサイズを選ぼう
大きいシェルターを利用すれば、使い勝手がいい面もありますが、基本的にシェルターテントのサイズは、大きすぎないものを選んだそうが無難です。
サイズを選ぶ目安としては、使用する人数の目安+1人というのがちょうどいいサイズだと思います。
まあ人によって荷物の量も違うので、キャンプ道具が多い方であれば、少し大き目を選びましょう。
ソロ・デュオキャンプにおすすめなシェルターテント
・パーゴワークス「ニンジャシェルター」
テント本体とポール込みの重量で、1.15kgと非常に軽量な面が人気となっている2人用シェルターです。
軽量ではありますが、前室のバリエーションも豊富で、状況に応じた張り方ができます。
また、前室だけでなくポールとガイラインを調整すれば、天井高も調節できる優れものです。
収納サイズは「45×15cm」とコンパクトなので、徒歩キャンパーやツーリングキャンプのお供としても問題ありません。
・ワンティグリス「スーパーシェルターTC 2.0」
ワンティグリス「スーパーシェルターTC 2.0」は、以前の形状から新たに「フロントウォール」「サイドウォール」が追加された、ナチュラムの別注モデルとして販売されています。
設営サイズは、「(約)208cm(L)×295cm(W)×150cm(H)」と、ソロで使用するなら、十分な居住空間を作りだすことができます。
また、通気性能の向上のため、ベンチレーションを大型化する仕様に変更しています。
・オガワ「ツインクレスタS T/C」
「ツインクレスタS T/C」は、ogawaの人気ツインポールシェルターである「ツインクレスタ T/C」の小型モデルとして販売されています。
小型であっても、設営サイズは「256×420×160cm」と十分な空間があり、ソロキャンプで使うのであればかなり居住空間が広めなサイズとなるでしょう。
また、張り方のアレンジが可能で、状況に応じた対応がきくのもこのシェルターの特徴でもあります。
一般的なソロ仕様のサイズ感よりも大き目なテントをお探しの人にはおすすめです。
少人数(3~4人)キャンプにおすすめなシェルターテント
・DOD「ファイヤーベース」
「ファイヤーベース」の設営サイズは、「(約)W330×D500×H240cm」と3~4人くらいで行うキャンプに適したシェルターです。
フライシートは、ポリコットン素材を使用しているので、火の粉があたっても穴が空きにくく、テントの近くで焚き火もできます。
また、フロアシートが直脱が可能なので、いろいろなスタイルのキャンプが楽しる汎用性の高さがこのシェルターの特徴です。
KOVEA「ゴーストシェルター」
このシェルターは、3本のフレームが連結している「3POLE HUBシステム」が採用されています。
どこにポールをいれたらいいか分かりにくいですが、このシステムなら伸ばしてしまえば後はテント本体に取り付けていくだけなので、初心者の人でも簡単に設営することができます。
ポールも耐久性に優れた軽量の「ジェラルミンメインポール」が採用されているので、安心して使用できます。
天面、側面には通気性を考えてメッシュ仕様の窓がたくさんあり、夏場のキャンプでも快適に過ごせる仕様となっています。
・ミニマルワークス「シェルターG」
耐久性の高い「ジェラルミン製」のメインポール2本と、サイドポール2本で自立するようになっているので、短い時間で設営できます。
出入口となる開口部が大きいため、広い空間がさらに広く見えます。
通気性をよくするため、「ルーフ窓」「4つのベンチレーション」が設置してあり、それらはすべてメッシュ仕様になっています。
通気性の向上だけでなく、夏場の虫対策の役目もこなしています。
・Naturehike「ドームテント」
このネイチャーハイクの「ドームテント」は、全体的に小屋の形に似せてデザインで、サイズは「S」「M」「L」の3サイズを選ぶことができます。
高山の強風、大雨、大雪などの重い負荷にも耐えることができる「測地線構造」を採用されているのと同時に、「210Tポリエステル」よりさらに硬く、摩耗に強く、風にも強い「75Dポリエステル」が採用する徹底ぶりです。
また、シェルターテントでも数が多くない、煙突穴が標準装備されているのもうれしいポイントです。
・グラファイトブルー「サーモシェルター」
「サーモシェルター」の特徴は、シェルター全体がダブルウォールの二重構造になっている点です。
全体をダブルウォールにすることで、テントの基本的な機能である「雨を凌ぐ」「風を遮る」に、幕と幕の間に空気の層で「断熱する」を加えた、新しい発想のフロアレスリビングシェルターになっています。
まとめ
シェルターテントは、空間を広く使えるものが多く、シェルター内外のアレンジもしやすものが多いので、今後さらに人気が出るのではないかと思います。
ゆうくりくつろげる空間を作るなら、「目安の使用する人数+1人分」をイメージしてシェルターを選ぶといいですよ。
自分にあったシェルターが見つかることを祈っています。
では。