また、暑い季節がやってきますね。
最近は冬キャンプもブームになったので、1年中楽しめるのですが、やっぱりキャンプと言えば夏ですよ。
暑い中でのバーベキューは最高です。
しかし、一方でこの季節ならではの心配事もでてきます。
その中でも、一番命が危険にさらされるのが「熱中症」ではないでしょうか。
毎年のように、熱中症になってしまったというニュースがこの季節は後をたちません。
夏キャンプのときには、熱中症対策は必須です。
そこで今回は、キャンプ場での熱中症への予防や対策アイテムについてご紹介しようと思います。
せっかくキャンプにきているのですから、しっかり楽しんで帰ってもらいたいので、参考にしてもらえたらうれしいです。
熱中症ってどんな症状
熱中症とは、簡単にいうと「暑い環境で起こる健康障害」のことを言います。
熱中症の症状としてよく起こるのは、「めまい」「立ちくらみ」「大量に汗をかく」「ひどく喉が乾く」「足がつる(こむら返り)」「頭痛」などいろいろあります。
私は、学生の頃サッカーをやっていて、今思えば夏場の部活中に水を飲むなと言われて、本当に飲まずにいたら、すごく気分の悪くなったことが多々ありました。
あれは、今考えると「熱中症」だったのでしょうね。
昔のことを思い出すと、気持ち悪くなってきました。
キャンプで熱中症にならないための注意点
・キャンプ場やテント設営の場所を考えよう
冬場のキャンプだと、標高の高い場所は寒いので、候補地から外れることがあります。
しかし、夏キャンプの場合は、そのマイナス部分がプラスに変わります。
場所にもよりますが、標高が高いキャンプ場の場合、平地のキャンプ場より6℃〜10℃程低い場合もあるのです。
近くに標高の高いキャンプ場があるのなら、そこを選ぶのも一つの手です。
また、キャンプサイトを選ぶ場合は、直射日光が当たらない場所を選ぶのがポイントです。
サイトでいえば、森林サイトなんかは、木の陰に入れるのでおすすめですよ。
どうしても直射日光が当たらないような場所がないなら、タープを張るなどの対策は必須です。
もしタープを張るのであれば、TC素材のタープを用意するといいですよ。
TC素材には、火にも強いですが、遮熱性が比較的高いので夏場にも効果があります。
・服装に注意しよう
熱中症にならないためには、体に熱がこもらないような通気性や速乾性のいい服を着ることがポイントになります。
また、服の色にも注意が必要です。
黒色は、熱を吸収しやすいので、夏場には不向きと言えます。
なるべく白や黄色など淡い色を選んできましょうね。
また、熱中症にならないために頭を守るツバ付き帽子は、有効な手段となります。
ツバのついた帽子は、顔や胸元の日焼け防止に有効なので、夏のキャンプでは必ず持って行くようにしましょう。
・体調管理を十分にしましょう
熱中症は、何も暑いからなるという訳ではなく、体調不良が原因で起こることもあります。
寝不足や二日酔いなどは、特に注意が必要です。
特に二日酔いは、脱水症状を引き起こしやすいので、通常よりもこまめな水分補給を心がけておきたほうがいいです。
・体温を下げるための場所を知っておこう
どんなに注意してても、熱中症の症状がでてしまうときがあるかもしれません。
そんなときは、まず涼しい場所に移動して休憩をとりましょう。
そして、冷やしたタオルなどで首筋や脇の下、足の付け根など太い血管が通っている場所を冷やすと効果的です。
・水分だけでなく塩分補給も行おう
熱中症になった場合、水だけを安易に飲めばいいという訳ではありません。
屋外などで汗を大量にかくと、体内の水分だけでなく塩分やミネラルも奪われてしまいます。
そのため、水分補給だけを行うと、血液中の塩分やミネラル濃度が低くなってしまうので、逆に熱中症の症状がでてしまうこともあるのです。
熱中症が疑われるときは、水分だけを補給するのではなく、塩分も一緒に補給することが重要になるので覚えておきましょう。
熱中症対策アイテムのご紹介
・経口補水液OS-1
熱中症の症状のときには、水だけを飲めばいいというわけではありません。
塩分やミネラルも同時にることが大事です。
「OS-1」は、発汗によって失われた水分や、ナトリウムなどの電解質をバランスよく効果的に補給することができる経口補水液です。
もしもの備えに持っていってもいい商品だと思います。
・おたふく手袋 夏用インナー 長袖 ハイネック
高い接触冷感機能と吸汗速乾機能を発揮する異形断面ポリエステル糸を使用しています。
繊維の形状による効果のため、洗濯を繰り返しても性能が大きく落ちることがなくひんやり爽やかな着心地が持続します。
夏の汗のニオイって気になりますねよ。
そんな汗のニオイは、縫い糸の部分が気になる臭いをスピード消臭してくれるのです。
・ザノースフェイス「HORIZON HAT (ホライズンハット)」
熱中症対策として大事になるのが、頭への直射日光を防ぐことです。
アウトドアシーンにマッチする日よけアイテムとして、THE NORTH FACEで高い人気を誇るホライズンハットは非常に有効です。
UVケア(UPF15-30、紫外線カット率85%以上)機能をもち、頭囲にぐるりと配置したベンチレーションメッシュパネルで通気性を確保しています。
取り外し可能なあごストラップ付き。薄くて軽く、持ち運びも便利ですし、さらにオシャレ度が高い商品です。
・ SPICE OF LIFE(スパイス) UVカット ウォーター クール マスク 2枚セット
いくら屋外のキャンプ場でも最近の「マスクは~♪顔の~一部です~♪」状態なので、つけていないと不安だという人もいます。
しかし、ただでさえ暑い夏に普通のマスクをつけるのはキツイですよね。
そこで、このマスクです。
快適な通気性!で、息苦しくない立体構造で肌触りの良いマスク2枚セットになっています。
UVカット生地(UPF50+)で、洗濯機洗いOKなのがうれしいポイントです。
まとめ
夏場のキャンプは、楽しいのはもちろんですが、熱中症の対策を疎かにすると、命に係わる大事故につながることもあります。
しかし、対策をしっかりとることと、予防をきちんとして臨めば、リスクを最小限に抑えることもできるでしょう。
大人でも熱中症にかかると危ないのです。
小さいお子さんがいる家庭では、さらに注意してくださいね。
これから夏本番です。
皆さんが元気で、楽しいキャンプができることを祈っています。