夏キャンプの醍醐味でも暑い中でのバーベキュー。
外の開放的な状況で食べる食事は、いつも思いますが最高です。
そんな楽しい時間の後にやってくる後片付けですが、皆さんどのようにやっていますか?
お皿やコップなどは、紙を使っていれば分別してキャンプ場に捨てる場所がなければ、持ち帰って処理するというのが一般的です。
他のゴミも同様の処理を行います。
その中で、注意が必要な物が、さっきまでバーベキューで活躍してくれていた「炭」です。
こちらも、キャンプ場に捨て場所があれば、そのまま処理すればいいのですが、そうでなければきちんと処理しなければ非常に危険なものでもあります。
そんなときに活躍してくれるのが「火消し壺」です。
そこで今回は、「火消し壺がなぜ必要なキャンプギアなのか?」ということについてご紹介しようと思います。
火消し壺って?
・短時間で消火が可能!
火消し壺は、火がついた炭を消火することができて、持ち帰ることが可能なキャンプギアになります。
時間をかけて灰にすることもできますが、いくら時間があってもたりません。
また、安全に早く消火したい人がほとんどだと思うので、火消し壺は持っておいたほうがいいキャンプギアだと思います。
・再利用が可能である!
一度火のついた炭は、再利用するときに火が点きやすいというメリットがあります。
そのため、キャンプ場に捨てて帰るなんて実にもったいないです。
また、キャンプ場などでなるべくゴミを残さないことにもつながるので一石二鳥ですね。
火消し壺を選ぶポイント
・素材選びは慎重に!
火消し壺でよく使われている素材は、「スチール」「ステンレス」「アルミ」の3種類です。
他にも「陶器」などもありますが、金属素材は、比較的壊れにくく耐久性が高いので、初心者キャンパーさんにはおすすめになると思います。
一般的には、「スチール」「アルミ」の特徴でもありますが、製品自体が軽量なモノが多いので、持ち運びを考えると便利だと思います。
「ステンレス」の特徴は「耐久性」です。
その分、価格帯が上がってしまいますが、手入れのしやすさなど長期的に使用することを視野に入れる場合なら、間違いなく「ステンレス」がおすすめになります。
注意点としては、使用後の炭を入れた直後は熱を持つため、どの素材でも取り扱いには十分な注意が必要です。
・火起こし器と一体型の場合には注意が必要!
火消し壺の中には、「火起こし器」と一体型になっている商品もあります。
その際に注意してもらいたいのが、底の部分がロック式になっているタイプです。
もちろん、メーカーにもよると思いますが、火起こしや火消しは高温の状態の炭が入ることになります。
最初のほうは、キレイにロックがかかっていたのものが、温度や経年劣化で変形してしまうことで、うまくはまらなくなったりすることがあります。
もし一体型を購入するのであれば、火消し壺の中に火起こし器が収納できるタイプがおすすめです。
おすすめの火消し壺7選
・ロゴス「ポータブル火消し壷」
今流行のブラックキャンプにもなる火消し壺です。
ロゴスの火消し壺は、ブラックカラーが主流になっているので、性能はもちろんですが、スタイリッシュなデザインやカラーで選びたい人にはおすすめです。
・バンドック「チャコール缶(火消し壺)」
一般的に取っ手の部分は、金属でできているものが多く、そのため熱が伝わってしまいちです。
しかし、バンドックの「チェコール缶」は、取っ手の部分が樹脂でできているので熱くならず、持ち運びがしやすい仕様になっています。
これで、火傷の心配が少なくなります。
・OUTBEAR「【秒速消火】 火消しつぼ」
サビに強く耐久性のあるステンレスを使用しているので、長期間使用がきたいできる火消し壺です。
消火方法も、水消火と酸欠消火の2通りから選べることができますが、もったいないので酸欠消火にしておいたほうがいいかなと思います。
・キャプテンスタッグ「アルスター 火消しつぼ(M)」
蓋は、ネジ式で簡単に開け閉めする火消し壺です。
しっかりと止めていれば、転倒しても中から炭がでてくることはないと思います。
また、脚の部分が付いているので、地面から話した状態で炭を投入することができる環境に配慮した商品でもあります。
・キャプテンスタッグ「火消し壺・火起し器セット」
一台で「火消し壺」「火起こし器」の両方の機能が付いているお買得な商品です。火消し壺で消火した炭は、そのまま状態で火消し壺の中で保存することができます。
そのため、次に使用する時は、引き抜いて火起こし機能で着火すればすぐに火起こしをスタートすることができます。
まとめ
「火消し壺は」、火が点いた炭を消火することができて、さらに次回のキャンプで再利用までできる優秀なキャンプギアです。
すべてのキャンプ場で、炭を捨てて帰れるわけではありません。
きちんとルールに守ってこそのキャンプなので、そういう部分は大事にしてもらいたいです。
一つ持っておけば、非常に便利なのでまだ持っていないキャンパーさんは、購入の検討をしてみてくださいね。
中には、火起こし器と一体型になっている商品も存在しますので、どちらでも使用した人にはそのタイプがおすすめです。
では。