これからキャンプを始めようとしている人が、一番で悩むのがテントの購入ではないでしょうか。
特に女性だとキャンプはやりたいけど、ちゃんと設営できるか不安だと思う人も多いようです。
実際は、そんなに難しくなくテントを張ることはできるのですが、最初は何をするのもやはり心配なものです。
そんな心配な人が最初に購入するテントに選ぶなら、「ワンポールテント」をおいて他にないでしょう。
これなら簡単に設営できることを保証できます。
今回は、簡単に設営できるおすすめワンポールテントをご紹介していきます。
また、数あるテントの中で、「ワンポールテント」がなぜおすすめなのかも、あわせて説明していきますので、興味のある人は読んでみてください。
ワンポールテントってなに?
以前は丸い形をした「ドーム型」「2ルーム型」といわれるテントが主流でしたが、現在はたくさんの種類のテントが販売されています。
最近だとキャンプ場にも、とんがり帽子のような形のテントが近年増えてきましたが、それが「ワンポールテント」です。
「ワンポールテント」は、ポール1本でテントを支えているテントで、「非自立式テント」とも言われます。
ワンポールテントの特徴
・ポール1本で設営できる
ワンポールテントの一番の特徴は、「設営のしやすさ」です。
基本は、テントの隅にペグを打って固定し、ポールを立てると出来上がりとなります。
女性や初心者でも一人で簡単に設営でき、慣れれば10分もかかりません。
・天井が高い
一般的なドーム型テントだと、天井が低いため、中腰の状態での行動となってしまいがちです。
しかし、ワンポールテントの場合、高さが2m以上のものもあり、大人でも立って行動できます。
腰痛持ちの私も、これには非常に助かっております。
・オシャレでかわいい見た目!
以前から比べると、かなりの人がワンポールテントを使用するようになりました。
特に使用している人には若い人が多いように感じます。
その理由の一つとして、オシャレでかわいらしい見た目であるという部分のあると思います。
自分の個性も出すことができますし、まだまだドーム型のテントのほうが多いので、広いキャンプ場で見つけやすいという利点もあります。
ちょっと残念ポイント!
・デッドスペースがいくつか存在
ワンポール型は、テントの中心にポールを立てるので、中心には物を置くことができません。
また、「2ルーム型テント」の場合、全体的に広く使用できるのに対して、ワンポールテントは、三角形の形のため隅の部分がどうしても狭くなってしまうのが残念なポイントです。
・ペグが打てない場所には設営不可能
「ワンポールテント」は、別名「非自立式テント」と言われます。
「ドーム型テント」は、ペグがなくても張ることができるのに対して、「ワンポールテント」は、ペグがささる地面の場所を見つけてテントを張る必要があります。
また、地面もある程度平らな場所でないと危ないです。
地面が斜めになっている場所だと、中心のポールがうまく立たなかったり、立てられたとしても不安定になってしまうので気を付けましょう。
ワンポールテントを選ぶポイントは?
サイズはワンサイズ大きいものを選ぼう!
「ワンポールテント」にも、サイズがいろいろあり、大きいものだと、10人くらいまで対応できるものがあります。
テントには、だいたいの収容人数が記載されていますが、使ってみると思っていたよりも狭く感じます。
それは、あくまでも収容人数なので、荷物などのことは計算に入っていないからです。
ですので、購入するときには、1つ大きめのテントサイズを購入したほうがいいと思います。
・素材・耐水性をチェックしよう!
キャンプは、屋外でするものです。
そのため、テントに使われている素材は、雨などの状況下でもしっかり機能するものであり、さらに耐水性もしっかりしたものでなければ、安心してキャンプを行うことができません。
「ワンポールテント」に限らず、テントに使用されている素材は、「ポリエステル」と「コットン」があります。
テントで使用する一般的な素材は「ポリエステル」になります。
軽量のうえ強度や防水性が高く、さらにお財布にやさしいありがたい素材です。
ただ、弱点があるとすれば、火に弱い事でしょうか。
火の粉が飛んでしまうと、すぐに穴が空いてしまうので注意しましょう。
「コットン素材」は、通気性や吸湿性が高く、焚き火などの火の粉が飛んでも燃えにくいのがうれしいポイントです。
ただし、「ポリエステル」に比べると非常に重たく、さらに雨に濡れるとカビが生えやすいので、しっかりとした手入れが必要になるデメリットがあります。
最近では、「ポリコットン素材(ポリエステルとコットンを混ぜた素材)」のテントが人気があります。
リエステルとコットンのいい面を兼ね備えているので、遮光性が高く、日よけに強いのでおすすめです。
ソロキャンプにおすすめなワンポールテント
・テンマクデザイン サーカス TC DX
テンマクデザインの「サーカスTC DX(デラックス)」は、素材にポリコットンが使用されています。
ポリコットン素材は、遮光性と通気性に優れているので、夏は涼しく、冬はあたたかく快適に過ごせます。
また、火に強く、推奨はされていませんが、薪ストーブも使用することができます。
しかし、薪ストーブを使う際は、換気や火災防止対策を行ったうえでやってくださいね。
・WAQ Alpha TC ソロ用ワンポールテント
ソロ用にぴったりなワンポールテントです。
ポリコットン素材を使用しているので、火の粉に強く、またスカート付きで4シーズン対応可能な魅力的なテントになっています。
また、写真のように、サイドフラップを跳ね上げることで、必要十分なスペースを全室として使用でき、快適な空間を作り出すことが可能な点も魅力の一つです。
・BUNDOK バンドック ソロティピー1 サンドベージュ BDK-75B
フライシート、インナーシート一体式で、フルクローズできるのでプライベートを確保できるソロ用ワンポールテントです。
フライシートは、生地が裂けにくいリップストップを採用されており、耐水圧3000mmと大雨でもしっかり耐えれる素材になっています。
しかも、金額も安価でお財布にやさしいテントになっているのでおすすめです。
・DOD ワンポールテントRX(M)
「ワンポールテントRX(M)」は、基礎となるフロア部分が正方形であることで、初心者でもキレイで簡単に設営することができるテントです。
また、別売りのインナーテントの種類を変えることで、「ソロキャンプ」、「ファミリーキャン」のどちらでも対応できる部分もメリットとなる使い勝手のいいテントだと思います。
いろいろなキャンプに挑戦したい人にはもってこいと言えるでしょう。
3-5人用おすすめワンポールテント
・LOGOS ナバホTepee 300
ナバホ柄が印象的なロゴスのワンポールテントです。
おしゃれなデザインなので、女性にも人気があります。
総重量も3.6kgと、テントの中でも軽量なほうで、女性でも持ち運びしやすいのがうれしいポイントですね。
・DOD T5-47-BK ブラック ワンポールテントM
大人5人が寝られる以上のサイズ感のあるワンポールテントです。
天井までの高さが200cmあり、腰を曲げなくても動きがとれるのがうれしいポイントです。
このサイズで価格帯も安く設定されているので助かります。
・OneTigris Northgaze ポリコットンTC ワンポールテント
ポリコットン素材を使用しているので、遮光性・難燃性・耐久性に優れています。
スカートが付いているので、雪や風、雨、虫の侵入を防ぎテント内と屋外を遮断してくれます。
このテントの最大のポイントは、幕上部にストーブ用の煙突口が装備されていることです。
薪ストーブも使用することができますが、薪ストーブを使う際は、換気や火災防止対策を行ったうえでやってください。
6人以上おすすめワンポールテント
・DOD ワンポールテントL 8人用
大人8人が寝られるサイズ感のあるワンポールテントです。
金額もリーズナブルなため、3-5人で使われる人でもワンサイズ大きいこのサイズを使っている人も多いです。
まとめ
ワンポールテントは、テントの隅にペグを打って固定し、ポールを立てると出来上がりと、非常に簡単に設営できるテントです。
女性や初心者の人で設営に不安を感じているのなら、まずはワンポールテントでキャンプデビューしてみてはいかがでしょうか。
あとは、自分のキャンプスタイルにあったサイズのテントを決めるだけで大丈夫です。
このテントを持ってキャンプ場へ繰り出しましょう。