テントってたくさんの種類がありますよね。
「ドーム型」「ワンポール型」「2ルーム型」など、キャンプスタイルによっても選ばれるテントが違います。
いろいろなテントがありますが、無骨感があるテントといえば、「パップテント」ではないかと思います。
最近では、パップテントでも薪ストーブを入れるための煙突穴が標準装備されているタイプも増えて、快適さに磨きがかかってきました。
そこで今回は、煙突穴が標準装備された「おすすめパップテント」をご紹介していこうと思います。
「パップテント」とは?
もともとは、軍用に開発された「パップテント(軍幕テント)」は、厳しい環境下でも対応できるように開発されています。
撤収なども素早くできるようにと、作りもシンプルな設計になっているのです。
そのため、レジャー要素の高いテントと違いがあるので、無骨なイメージやサバイバル感が全体から放たれているのだと思います。
煙突穴が標準装備されているメリット
これはパップテントだけでなく、テント全体に言えることですが、基本的に薪ストーブをテント内で使用することは推奨されていません。
そのため、テント内で使用する場合は、自己責任で使用となり、細心の注意が必要になります。
安全面を考えると、煙突穴が標準装備されているテントは、ないものよりも薪ストーブを使用することを前提に設計されているので、換気面などでも安全性が高くなっているといえます。
しかし、煙突穴が付いているテントも、絶対に大丈夫というわけではなく、使用するときには「一酸化炭素チェッカーの設置」や「定期的な換気」をしっかり行わなければなりません。
注意しながら楽しみましょうね。
煙突穴標準装備のおすすめパップテント
・バンドック「ソロ ベース」
フライシートは、ポリコットン素材を使用しているので、夏は涼しく、冬は暖かく使用できるので、オールシーズンで使用できます。
また火の粉にも強いので、安心して焚火をすることができます。
インナーシートも付属していますので、使用すれば夏場でも虫の被害に遭わなくてすみますし、もちろん取り外して使用することもできます。
・ ワンティグリス「ロックシールドTCタープ」
「ROC SHIELD(ロックシールド)TCタープ」は、1~2人用のパップテントになります。
ポールやロープを組み合わせを変えれば、天候やキャンプ場の状況に応じて、自分好みに張れる自由度の高さが特徴です。
居住空間を広げる方法や、サイドを目隠しを作るようにできれば、どんなテントでも応用が利くと思うのでキャンプレベルの向上にもつながると思います。
・FUTURE FOX「FOX-BASE」
通常で販売されているパップテントよりも、サイドシートを大きめに設計されているので、テント内の空間が広く、周りの視線を遮ることができます。
サブポールの高さが150cmと高めに設定したことで、前室内にイスを置いて座っても頭が天幕に当たることがなくなりました。
急な雨や夜露でテント内部に水が染みてくるのを防ぐために撥水加工剤を使用しています。
地面と接するスカート部分には、「210T3000mm」の防水加工を施しているので安心です。
・YOKA「YOKA CABIN(ヨカキャビン)」
「YOKA CABIN(ヨカキャビン)」は、正確にいうとパップテントとは違いますが、デュオキャンプからファミリーキャンプで使えるテントです。
形状を見ると「パップテント」のようですが、実際はベイカーテントのスタイルとパップテントのいい面をかけ合わせて居住性の高いテントに仕上げています。
パップテントだとオープンも跳ね上げに限定されますが、「フルオープン」「ハーフオープン」「サイドオープン」など、張り方のバリエーションが多彩です。
天候やキャンプ場の状況によっても変更できるので、使い勝手がよく楽しみの幅が広がりますよね。
まとめ
今回は、煙突穴が標準装備されたパップテントを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
煙突穴が付いているパップテントは、快適性をアップさせながら無骨なイメージを損なうことなくキャンプを楽しめるでしょう。
この記事を見て、自分にあったパップテントを見つけてもらえたらうれしいです。
では。