ただいま愛用者が急増中の「陣幕」ですが、各アウトドアメーカーからさまざまな特色をもった「陣幕」が販売されていますね。
「陣幕」を利用すれば、プライベートな空間を確保することができますし、焚き火を使った調理などでも活躍してくれます。
そこで今回は、「陣幕を使用する利点」や「自分に合った陣幕の選び方」、さらに「おすすめの陣幕11選」をご紹介していきます。
陣幕を使用する利点
・プライベート空間の向上!

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フリーサイトがわかりやすい例になると思うのですが、自由に設営できる分、自分のサイトがどこまでなのか分かりづらいですよね。
そこで陣幕があれば、ここは「自分のスペースですよ」と周囲にさりげなくアピールできます。
キャンプ中に、はっきりと「ここは私が使っていますよ」とは言えませんよね。
これなら、周囲のサイトと気を使い合うこともないため、余計なトラブルを回避することができます。
・急な突風もしっかりガード!

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キャンプ場の天気が変わりやすいですが、特に多いのは急な突風です。
風の強い日は、焚火の火が勢いよく燃え上がり、薪がすぐに燃え尽きてしまいますし、焚火の温かさも風と共に流れていってしまいます。
しかし、陣幕を焚火の風上に設営すれば、風から焚火を守ることもできますし、安全に焚火を楽しむことができます。
そして、火が安定すれば調理もしやすいので助かることばかりです。
陣幕を選ぶポイント
・プライベート空間タイプのワイド?焚火タイプのミニ?
まず、陣幕を選ぶポイントの一つとしてあげられるのは「サイズ」です。
陣幕には大きく分けて「プライベート空間を囲うタイプ」と「焚き火を囲うタイプ」の2パターンあります。
「プライベート空間を囲うタイプ」は、どうしても大きなワイドのタイプになり、「焚き火を囲うタイプ」は、ミニサイズになりがちです。
しかし、ソロキャンプや少人数でのキャンプなら、ミニサイズでも目隠しとしても十分効果があると思います。
・素材で選ぶ!

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陣幕の素材には、燃えにくい耐火性の素材である「コットン素材」のものが主流ではあります。
しかし、中には軽さや防風効果などを重視する「ポリエステル素材」の陣幕も中にはあります。
重視するポイントによって素材が変わるので、購入する時にはしっかり素材を確認するようにしましょう。
個人的には、やっぱり耐火性の素材である「コットン素材」のほうがいいのではないかと思います。
おすすめ陣幕(ソロ~少人数向け陣幕)
・クイックキャンプ「焚火陣幕 焔-homura(ほむら)」

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火の粉に強い100%コットン製帆布(縮み防止加工済み)を使用しています。
強度を高めハンガーとしても使える無骨なアイアンフレームに、ランタンやお気に入りのアイテムを設置できます。
・WAQ「焚き火陣幕 TC」

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シートサイズが、「(幅)310cm×(高さ)100~105cm」の陣幕で、ローチェアに座るとちょうど目隠しになる高さに設定してあります。
また、火の粉が飛んでも、穴が空きにくい素材として有名ですが、それ以外にも「高い遮光性」と「通気性のよさ」を兼ね備えた優秀な素材なのです。
・マーグズ「焚き火陣幕 HUBER900」

出典:MAAGZ
「HUBER(フーバー)900 」は、ソロからファミリーまで幅広いキャンプスタイルに対応できる中型サイズの陣幕です。
「MAAGZ(マーグズ)」の陣幕に共通する特徴ですが、幕帯に設けられたファスナーを繋ぎ合わせれば、サイズを拡張させることができます。
一般的な陣幕は、本体の現行サイズで完結されているので、それ以上の拡張はできませんが、サイズを拡張することができれば、ソロから複数人でのキャンプにも臨機応変に対応できる優れものなのです。
購入は、現在「MAAGZ(マーグズ)」のオンラインショップでのみとなっています。
・マーグズ「焚き火陣幕 NOMADO(ノマド)」

出典:MAAGZ
「NOMAD(ノマド)」は、ソロキャンパー向けの小型・軽量陣幕で、ソロキャンプ以外でも、徒歩や自転車、バイクで移動するキャンプにピッタリな仕様になっています。
幕帯の高さはが、およそ360mmと低めですが、風から火元をしっかりと守るため焚き火や調理の際に活躍してくれます。
同メーカーの「HUBER(フーバー)900 」と同様に、幕帯に設けられたファスナーを繋ぎ合わせれば、サイズを拡張させることができますよ。

・バンドック「焚火リフレクター」

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焚火の炎を風から防ぐ陣幕型の風除けスクリーンで、サイズ面からソロ用での使用がおすすめです。
綿で火の粉で燃え上がるのをしっかり防いでくれます。
・LOGOS「TAKIBI de JINMAKU」

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難燃性の「ファイバーグラスファブリック」にソロコンコーティングを施し、耐熱温度「約500度」という高い性能をもった陣幕です。
分解すると、収納ポーチになるので持ち運びも楽々できます。
・FLYFLYGO「焚火陣幕コットンウインドスクリーン」

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1番のポイントは、何と言ってもその安価な価格です。
コットン100%素材を使っているのにもかかわらず、この価格帯は驚きです。
レビュー評価も概ね好評です。
コットン素材のため、耐火性にも優れており、コンパクトに収納もできる使い勝手のいい陣幕といえます。
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・Soomloom「難燃焚火陣幕」

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この陣幕は、難燃素材の100%綿帆布を使用しているだけでなく、生地にパラフィン加工を施してあるので、高い撥水性と水や汚れに強い仕様となっているのが特徴です。
展開サイズは「横幅:236cm×高さ:64cm」で、ソロキャンプに使用するのにちょうどいいサイズとなっていますし、設営する上で必要なフレームポールが付属されているので、初心者の人にも安心して使用できます。
また、すべて揃っているオールインワンの仕様にもかかわらず、価格帯も安価なのが最高ですよね。
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おすすめ陣幕(大型陣幕)
・KZM OUTDOOR「DUAL WIND SCREEN」

出典:Amazon
韓国発のアウトドアブランド「KZM」の陣幕です。
すべてが黒で統一された陣幕で、オシャレ度がハンパないです。
最大の特徴は、ファスナーでセンターを切り離すことができる「分離型ウインドスクリーン」であるということです。
サイトの状況に応じて、配置を変えることができるのは非常に助かります。
・Naturehike(ネイチャーハイク )「焚火陣幕」

出典:Amazon
安価な価格と確かな性能をもつギアが多いネイチャーハイクの4面陣幕です。
高さも100cmあり、しっかりと目隠ししてくれます。
素材もポリコットンで、丸洗いもできるので管理もしやすい陣幕だと思います。
・ビジョンピークス「ファイアプレイスTCウィンドウォール」

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全長が5mと大きく、高さも140cmあるので、プライベート空間をしっかり確保できます。
2分割のため、多くのバリエーションを試すことはできませんが、その分設営が簡単ので、迷うことなく設営ができるメリットがあります。
まとめ
単に陣幕と言っても、いろいろな特徴があります。
キャンプをする上で「焚火の風除けにしたい」それとも、「プライベート空間を充実させたい」など、ポイントは人それぞれ違うので、自分にあったものをしっかり吟味して選んでください。
皆さんが、自分にあった陣幕を見つける手助けができたらうれしく思います。
今回紹介したおすすめ陣幕は、私の主観が大きく反映されたものなので、他にもたくさんいい陣幕があると思います。
いろいろ探してみてくださいね。