どうも、「イケオジ風キャンパーnoburusan」です。
私は、仮にもイケオジ風を名乗っている者なので、イケてるギアのアンテナは常に張っているんですよね。
個人的な趣味もありますが、デザインの中に無骨感があるギアが好きなんです。
そんな私が紹介する今回のイケてるギアは、1点1点をハンドメイド製作しているガレージメーカー「Nruc(ヌルク)」から販売されているソロサイズの純銅製クッカー「GENTLE HIKER’S COOKER」です。
キャンプギアの王道素材と言えば、「ステンレス」や「チタン」を思い浮かべる人が多いと思いますが、そこをあえて純銅製でクッカーを作るという無骨感極まりないアイテムが出来上がっています。
では、さっそく「なぜ銅なのか？」という点を含めて紹介していきましょう。
Nruc GENTLE HIKER’S COOKER
銅を使用するメリットとは？
一般的に山のブランドなら、軽量性を前面に押し出した素材「チタン」や「アルミ」を使用する場合が多いかと思います。
出典：銅加工
では、銅を使用する一番のメリットは何なのかと考えると、やはり「熱伝導率の高さ」でしょう。
これにより、すぐにお湯を沸かしたりするのに向いていますし、また素材に「抗菌作用」を含んでいるというメリットも持ち合わせています。
銅を使用するデメリットとは？
こういったメリットがある銅ですが、なぜあまりキャンプギアでお目にかからないのかというのにも理由があります。
一番の理由として考えられるのが、「加工技術の難しさ」です。
キャンプや登山で使用するには、きちんとした耐久性と使いやすい厚みが同時に必要となります。
これを可能とする技術力がどこも不足していることが銅製品が少ない理由だと思います。
逆に考えると、銅製品を販売しているブランドには、それを可能にする確かな技術力を有している証明になるとも言えますよね。
また、他の素材よりも「価格が高い」というのも理由の一つだと言えますがね。
「GENTLE HIKER’S COOKER」の特徴
・加工が難しい銅を使用
出典：hinata
「GENTLE HIKER’S COOKER」の素材には、あまりキャンプギアでは使用されない「銅」が使用されています。
銅は、熱伝導性が高いので、すぐにお湯を沸かすことが出来たり、また、素材自体に抗菌作用が含まれているという特徴があります。
かなりメリットも多い素材なのですが、一般的にはあまり使用されていないのは、使いやすさと耐久性を持ち合わせたギアにするためには、高い加工技術が必要になります。
そのため、あまり銅素材のキャンプギアが販売されていない理由となっているのです。
逆に考えると、純銅製の「GENTLE HIKER’S COOKER」を製作している「Nruc(ヌルク)」には、確かな技術が備わったメーカーだと証明されているとも言えます。
・経年変化が楽しめる
出典：hinata
経年変化が楽しめる素材で一番最初に思い浮かぶのが「真鍮」ではないかと思いますが、銅も同様に経年変化を感じられる素材なんです。
真鍮は、使えば使うほど独特なカラーな色合いがでてきますが、銅はどちらかといえばマットな質感に変化していきます。
・重さはコンパクト性とスタッキング性でカバー
出典：hinata
「GENTLE HIKER’S COOKER」の重量は、「深鍋：176g」「浅鍋：117g」をあわせて293gとなっています。
これは、同サイズのチタンクッカーの倍の重さに相当します。
この重さに関しては、キャンプギア軽量時代に逆行するアイテムだと言われても仕方がありません。
まあ、素材に銅を使用している段階で軽量するには限界がありますしね。
ただその分、持ち運びしやすいようにコンパクトでスタッキング性に特化したギアの制作に重点を置いているのです。
まとめ
「GENTLE HIKER’S COOKER」は、キャンプや登山などの山ギアに必要な最低限の配慮と、純粋に所有する嗜好の両立を目指した結果のアイテムです。
こんな無骨感満載なアイテムがあってもいいじゃないですか。
純粋にカッコいいですよね。
ぜひ、手に入れておきたいギアです。
「GENTLE HIKER’S COOKER」に興味のある人は、チェックしてみてくださいね。
