キャンプでの醍醐味でもある焚き火には、薪割りをする必要があります。
そんな薪割りに使用するのが「手斧」です。
初心者の人だと、薪割りって少し難しいイメージもあるようですが、やり方がわかればすごく簡単に割れてしまいますよ。
割れた時には、何とも言えない爽快感があります。
そこで、今回は薪割りにオススメな手斧についてのご紹介します。
また「斧を購入するときに選ぶポイント」や「薪割りをするときの注意事項」をあわせて紹介します。
薪割り用の斧を選ぶポンイント
・キャンプ場での使用なら手斧「キンドリングアックス」が便利!
薪割りのイメージだと、大きく振りかぶって薪を割っているイメージがありますが、キャンプ場では、大きな薪を割っていくことはありませんよね。
ある程度のサイズに割ってある薪をどこかで購入してキャンプ場に行くと思います。
そのため、購入するなら手斧「キンドリングアックス」を購入しましょう。
薪割りはもちろん、枝打ちや彫刻、調理など幅広く使えますし、柄が短い分短く、誰にでも使いやすい仕様になっています。
・40cm前後の長さの手斧を選びましょう!
長い斧を使う利点というと、そのパワーで硬くて太い薪を割ったりするのに便利です。
しかし、そのパワーをキャンプ場というステージでは、持て余してしまい、使う場面はほとんどありません。
そのため、キャンプ場で使うことを考えれば、40cmくらいの手斧が使用するのにオススメです。
女性だと、もう少し短い30cmくらいの手斧だと使いやすいと思います。
・握りやすいグリップで選ぼう!
薪割りでは、しっかり握って力を込めて行わないといけません。
握りがあまくすっぽ抜けたりすると、周りの人に危険にさらしてしまいます。
そのため、グリップも意外に大事なポイントなのです。
ポイントとして、手が小さめな人は細目のグリップの斧を選ぶようにしましょう。
これは、疲れてくるとすっぽ抜けるリスクが生じることと、大きいと汗で滑りやすくなるのでそれを防ぐためでもあります。
また、斧のイメージだと木製の柄のイメージがありますよね。
一見滑りやすそうな見た目ですが、木製は汗を吸っていくので逆に滑りにくいという特徴があります。
そして、使えば使う程手に馴染んで使いやすくなるので、長く使用する上では木製の物を使用するのをオススメします。
薪割りをするときの注意事項
・周りに人がいないか注意する!
斧を使う前に最初に確認しないといけないことは、周囲に人が居ないかを確認することです。
キャンプ場では、振りかぶって薪割りをする機会は少ないでしょうが、手からすっぽ抜けたり刃が抜けて飛ぶことも考えられます。
そのため、まずは周囲に人がいないか、もしくは一定の距離をとれているかを確認しましょう。
最低でも半径5mくらいは離れるようにしましょう。
・斧を持つ手は素手でもいいが逆手はグローブをつけよう!
斧を持つ手については、正直意見が分かれるポイントで、私は両方革手をつけて行います。
素手が一番滑りにくいと言われているのがその理由です。
しかし逆手は、斧の刃の部分が一番近くにあるので、手を守るために必ずつけておきましょう。
・使い終わったらすぐにしまう!
キャンプ場だと、斧があるのが当たり前に感じてしまいますが、使用するのが危険な物であることは変わりません。
使ったあとは、必ず刃がむき出しの状態のまま放置せず、使ったらシース(カバー)に仕舞うことをクセづけするのが大事です。
薪割りに使うおすすめ手斧
・ハスクバーナ
キャンプで使う手斧といえばハスクバーナと言われるほど有名ですよね。
上質なスウェーデン鋼を使用し、クラフトマンの手で丁寧に仕上げられたキャンプ用の手斧です。
ハンドルにはアメリカのヒッコリー材を用い、弓なりの持ちやすい形状で使いやすい。
付属のエッジカバーを使えばベルトに装着も可能となっています。
・ハルタホース スカウト
1点目は、ハルタホース「スカウト」です。
キャンプでも使いやすい小型の斧になります。
重量は900gと軽く、女性でも使いやすいと思います。
表面はブラスト仕上げにクリアーラッカー処理を施してあり、柄の部分はカーブさせることで、握りやすく仕上げてあります。
・ハルタホース オールラウンドプラス
もう1点は、ハルタホース「オールラウンドプラス」です。
「スカウト」よりもサイズが12cmほど長い全長50cmで、打撃性能がその分高くなっています。
重量(1,235g)も重くなっているので、さらに薪を割りやすくなっています。
・グレンスフォシュブルーク ワイルドライフ
手に馴染みやすくて握りやすい小型の手斧です。
スウェーデン鋼を使用し、何度も熱して磨かれたヘッド部分は強靭で折れにくくなっています。
斧頭を支える柄の部分は、強靭で弾力性もあるヒッコリー材を使用しています。
・クイックキャンプ「焚火ノ手斧ーYOKI-」
すべて手作りの日本製です。
柄は手に馴染む洋斧タイプを使用することで、力が入りやすいようになっています。
斧刃は、越後与板打刃物の鍛冶師により1点1点鍛え上げられた1品物となります。
・BABACHO 多喜火斧
多喜火斧は、フルタングでバトンニング感覚で薪割りを楽しめる新感覚のキャンプ手斧です。
重心が刃先にあることで、振りやすく刃渡りも扱いやすいサイズなので初心者の人でも使いやすいです。
・ファイヤーサイド キャンプハチェット 鶯
キャンプシーンで使うために造られたイタリア生まれのキャンプ手斧です。
丈夫な柄と刃が分厚く重さがあるので、太く短い薪を割るのに適しています。
柄には日本の古代色、鶯(うぐいす)をファイヤーサイドのオリジナルカラーとしてペイントしています。
・オヨ(ØYO) 斧 ヒュッテ
オヨ(ØYO)は、ブッシュクラフトが盛んな北欧で、広く使われている斧として有名です。
キャンプやアウトドアに適した実用的な斧で、これ一つで、枝払いや焚き木作りなど幅広く使用できます。
ふくろうロゴの刻印も、インパクトがあっていいですよね。
・BALLISTICS「ドリルドハンドアックス2」
「ドリルドハンドアックス2」は、「NERU DESIGN WORKS(ネルデザインワークス)」との共同開発された手斧なんです。
カッコよさはもちろんですが、機能面にもこだわりが詰まった一品となっています。
ヘッド部分が前後方向に少し大きめになっており、これにより、ヘッドの重さも相まって、今までよりも力がスムーズ力が加わり、薪割りがしやすくなります。
また、本来はクルマやバイク等で使われる「ドリルド」という軽量化を目的とした手法を、機能としてではなく主にデザイン要素として採用することで独特な形状となっています。
一言で言って、「カッコイイ」
リンク
リンク
まとめ
キャンプ場で薪が売っていますが、火を起こすにはその薪をもう少し細くする必要があります。
そのためには、斧や鉈などを持っておく必要があります。
斧を持っていれば、薪割りはもちろん、枝を切り落としたりにも使えるので、キャンプをするなら持っておくべきアイテムだと思います。
この機会に、自分にあった斧が見つけてキャンプを楽しんでください。